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生態系の多様性
「生物多様性(Biological Diversity)」は、簡単に言うと、地球上の生物が、バラエティに富んでいること・・・つまり、複雑で多様な生態系そのものを示す言葉です。しかし今、自然環境の悪化に伴い、この生物の多様性が、これまでにない早さで刻一刻と失われつつあります。これは、私たち自身が、人類を含めた多くの生命にとって欠かすことの出来ない命の土台である生物多様性を自らこわしていることに他なりません。

そして、地球環境のためだけでなく、生物多様性を維持することは私たちのためでもあるということを認識する必要があるのではないでしょうか。
それは下記の4つから、生物の多様性の恵みによって、私たちの生命、そして生活は支えられていることがわかると思います。

1. 健康への貢献

現在、世界で処方されている薬のおよそ40%が自然界から得られたものを元にしています。その内訳は、植物が24%、微生物が13%、動物が3%。思わぬところで、私たちは沢山の生物のお世話になっているのです。
また、熱帯林からは、それまで治療が難しいとされていた病気の特効薬がいくつも発見されてきました。熱帯林の研究はまだほとんど進んでいないので、その分、新しい特効薬発見の可能性が多く残されていると言えるでしょう。しかし、今のまま熱帯の森が次々と失われてしまえば、その可能性も失われてしまうことになります。

2. 食糧への貢献

農作物の品種改良には、高温や低温、乾燥、病気など、それぞれに強い、多様な遺伝子が欠かせません。また、世界の植物のうち少なくとも8万種が食べられていると言われていますが、現在我々はわずか20種で総カロリーの90%をまかなっています。食糧としての生物の多様性の、潜在的な豊かさは、はかりしれません。
一方、魚は養殖されているものを除くと、全て川や海から捕獲されている野生生物であり、その生存は生物の多様性に支えられています。魚を主要なタンパク源としている国は、世界に数多くあります。

3. 産業への貢献

人間が生きるのに必要最低限な衣食住以外の、便利や快適、娯楽といった豊かさも、生物の多様性によって支えられています。

例えば、天然のでんぷんは繊維、石鹸、化粧品、様々な加工食品、写真フィルム、染料、タイヤ、プラスチックなど、幅広く使用されています。また、森林は燃料となり、家具となり、紙となって、世界に年間770億ドルもの市場を生み出しています。

それだけではありません。生物の多様性は、物質的な豊かさだけでなく、精神的な豊かさも支えています。大勢の人々が休日に海や山へ出かけていくことや、自然をモチーフにした優れた芸術作品が世界中にあることだけでも、それは十分証明されています。

4.バイオミミクリー(Biomimicry:生物模倣)未来社会への貢献

自然界がそうであるように、バイオミミクリーがもたらすアイデアには限りがありません。
例えば、光合成の働きを応用した太陽電池、ヤモリの足にヒントを得た粘着力のある素材、スナガニの動きを模倣した捜索救助用掘削ロボットなどがあります。
2005年、DaimlerChryslerはハコフグから着想を得たコンセプトカーを発表し、箱型の車体はきわめて空気抵抗が低いため低燃費を実現できています。


私は特に、バイオミミクリーについて生物多様性の必要があるのではないかと思っています。
人類以外が生み出すアイデアに耳を傾ける準備をし、そのバイオミミクリーが廃棄物の削減や持続可能性の向上を実現し、地球のエネルギー問題の解決を導けるのではないでしょうか。


記事抜粋


 学術的な調査でさえ、細心の注意を払っていても、洞窟にすむ生物や生態系を傷つけかねない。また、人間が落とす髪の毛やふけ、糸くずも問題を引き起こす。これらは、地表という異界から同じように人間がもちこんだダニやカビ、細菌などの餌となり、洞窟生物のライバルを育ててしまうおそれがあるからだ。

 気候変動も、気がかりな要因だ。現存する真洞窟性動物の多くは、冷涼で安定した洞窟内の気候に適応している。現在のようなペースで地表の温暖化が進めば、年間平均気温の上昇がいずれは洞窟内の温度を押し上げ、変化について行けない種も出てくるだろう。

 洞窟にはいまも、未知の世界が息づいている。昨年の8月にはシエラネバダ山中で、4人のアマチュア洞窟探検家が新たな洞窟を発見した。最大で幅30メートルもある洞内は水晶のきらめきとカラフルな地層に彩られ、大聖堂のようだった。

中で見つかったクマの骨にちなんで「ウルサ・ミノル」(子グマを意味するラテン語)と命名されたこの洞窟は、未知の洞窟生物たちの宝庫ではないかと期待されている。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20071016/137597/



参考記事
http://japan.cnet.com/special/biz/story/0,2000056932,20303987,00.htm

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バイオリージョナリズム | 17:56:33 | Trackback(1) | Comments(0)
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アメリカ・マレンゴ洞窟
アメリカ・マレンゴ洞窟 2007-10-31 Wed 14:28:20 | ネタ画像道

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